ワシントン・ポスト、情報源が記事にコメントできる新機能を導入 双方向ジャーナリズムで読者離れに歯止めをかけるか

・ワシントン・ポストは実名引用の情報源がコメントできる新機能「From the Source」を導入した
・対話型ジャーナリズムにより読者との関係強化と収益増を狙う試みである
・他紙も政治スタンスや見解提示を通じてデジタル時代の報道の新形態を模索している

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<p>Photo by Alex Wong/Getty Images</p>

アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏が所有するワシントン・ポストが、記事で実名引用された情報源が直接コメントや注釈を付けられる「From the Source」という機能の導入するようです(MediaPost)。

従来の一方向的な報道から双方向の対話型ジャーナリズムへの転換を図る取り組みですが、編集権の独立性や収益改善への効果など、メディア業界が直面する課題の解決策となるかが注目されます。

気候報道から始まる双方向ジャーナリズム


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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