「クリックと広告を最大化するモデルは終わった」AIジャーナリズムとクリアな価値観で挑む、アクセル・シュプリンガーの野心的戦略転換

・従来のクリック・広告重視のビジネスモデルは終わり、新たにAIを活用した戦略に転換
・直接オーディエンスとの関係構築や価値観の明確化により信頼と収益基盤を強化
・新事業や価値観を提示し、構造的課題に包括的に対応する野心的戦略を展開

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「クリックと広告を最大化するモデルは終わった」AIジャーナリズムとクリアな価値観で挑む、アクセル・シュプリンガーの野心的戦略転換

ドイツの大手メディア企業アクセル・シュプリンガーが、従来のメディアビジネスモデルからの大胆な転換を発表しました。同社CEO マティアス・デプフナー氏は、ベルリンで開催された戦略会議で「クリックと広告を最大化するビジネスモデルは終わった」と宣言し、AI技術を活用した新たなメディア戦略を打ち出しています。

この戦略転換の背景には、従来のプラットフォーム依存型メディアの限界と、持続的な収益確保への危機感があります。同社は今後5年間で企業価値を倍増させる目標を掲げており、その実現に向けた3つの戦略的柱を明確に示しました。

プラットフォーム依存からの脱却を目指す第一の柱


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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