現地時間17日、米国の通信大手AT&Tは、CNNテレビやワーナーブラザーズを持つ傘下企業「ワーナーメディア」と同業のメディア大手「ディスカバリー」が経営統合し、新会社を設立すると発表しました。新会社の株式の71%はAT&Tが、29%をディスカバリー側が保有します。
両社は声明のなかで、今回の新会社設立の目的の1つを「利用者に直接アクセスする事業を強化する」こととしており、現在急成長を続けている市場でもある動画配信サービス・ストリーミングサービスを強化することを目指します。現在、動画配信・ストリーミングサービス業界では「Netflix」が依然トップを走り、「Disney+」が利用者数を急増させているうえ、パラマウントピクチャーズの「Paramount+」が参入するなど競争が激化。