GMO TECH株式会社(コード:6026 東証グロース)と株式会社デザインワン・ジャパン(コード:6048 東証スタンダード)は9月1日、共同持株会社であるGMO TECH ホールディングス株式会社の東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されたと発表しました。
両社は2025年6月2日付で発表した経営統合契約書に基づき、共同株式移転の方法により、GMO TECH ホールディングスを2025年10月1日付で設立し、経営統合を実施します。新設される持株会社は、GMO TECHの代表取締役社長CEO鈴木明人氏が代表を務める予定です。
GMO TECHはMEO、SEO、インターネット広告を活用した集客支援事業を展開しています。一方のデザインワンは国内最大級の口コミ店舗検索サイト「エキテン」を運営し、中小事業者向けに集客支援サービスを提供しています。
上場の概要
GMO TECH ホールディングスは、証券コード「415A」、銘柄略称「G-GMOTE-HD」で東証グロース市場に上場します。売買単位は100株となる予定です。
今回の経営統合により、GMO TECHとデザインワン・ジャパンは、それぞれが培ってきた事業ノウハウと経営資源を統合し、より強固な事業基盤の構築を目指します。両社の株主は、株式移転により新設持株会社の株式を取得することになります。
今後のスケジュール
経営統合に向けたスケジュールは以下の通りです。2025年9月26日に東京証券取引所におけるGMO TECHおよびデザインワン・ジャパン株式の取引最終日を迎え、9月29日付で両社とも上場廃止となります。
その後、10月1日にGMO TECH ホールディングスの設立登記が行われ、同日付で株式移転の効力が発生します。同時に、GMO TECH ホールディングス株式の東証グロース市場での新規上場が開始される予定です。
両社は持株会社体制への移行により、グループ全体の経営効率の向上と事業シナジーの最大化を図り、持続的な成長を目指すとしています。