CoeFont、AI音声に感情を纏わせる機能を一般ユーザー向けに提供開始・・・AI音声市場の拡大を目指す

AIを利用したサービスの開発・提供を行う株式会社CoeFontが、同社が提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」に、AI音声で”喜怒哀楽の感情”を表現できる機能を付与したと発表しました。 AI音声プラットフォーム「CoeFont」は、最新のAI音声合成技術を活かし、「声」…

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CoeFont、AI音声に感情を纏わせる機能を一般ユーザー向けに提供開始・・・AI音声市場の拡大を目指す

AIを利用したサービスの開発・提供を行う株式会社CoeFontが、同社が提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」に、AI音声で”喜怒哀楽の感情”を表現できる機能を付与したと発表しました。

AI音声プラットフォーム「CoeFont」は、最新のAI音声合成技術を活かし、「声」を手軽かつ表現力豊かな「フォント」のようにするサービス。喜怒哀楽を入れやすいセリフを読み上げることで、それぞれの感情を纏わせたAI音声が作成可能といいます。

同社はこれまでキャラクター「アリアル」「ミリアル」「アベルーニ」を用いて喜怒哀楽表現が可能なAI音声を提供してきましたが、今回の機能アップデートにより、一般ユーザーが収録した「CoeFont」にも、感情を纏わせられるように。「喜・怒・哀・楽」の感情を込めて規定のセリフ(300種類程度)を読み上げることで、4種類それぞれの録音が可能になったとのことです。

同社が提供するAIの感情表現機能の特徴は下記のとおりです。

  1. 文脈理解:前後の文脈を理解し、最適な音声表現が可能。
  2. 感嘆:感心や感動した際に発せられる「へぇー」等のニュアンスの感情表現が可能。
  3. !?:言葉の語気を強める「!」や疑問表現となる「?」の感情表現が可能。

これらの表現が可能となることで、CoeFontユーザーは、感情表現を活用したテキスト読み上げをできるようになります。また、従来のニュースやビジネス書の読み上げなどのナレーション業務的なことだけでなく、感情実装が行われることで、ライトノベルやアニメ、ゲームのセリフなどへの活用が見込まれるとのことです。

また、今回の機能リリースを記念し、1月6日(木)より一般ユーザーが収録した喜怒哀楽の感情を表現したCoeFontの中から優れたCoeFontを選出し表彰するSNS投稿型キャンペーン「CoeFont Fes2022」を開催。選考委員会の審査委員長には、CoeFont OfficialとしてCoeFontに参画している声優の森川智之氏が就任したとのことです。

キャンペーンページURL:https://coefont.cloud/coefontFes2022

《oyoyon》

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