宣伝会議、広告主とメディアをつなぐマッチングプラットフォーム「日本のメディア」を提供開始

株式会社宣伝会議が、広告主とメディアをつなぐメディアマッチングプラットフォームとして新サービス「日本のメディア」のサービスを開始したと発表しました。

「日本のメディア」とは

宣伝会議が、専門のメディア・出版、教育、アワード、イベントなどの商品・サービス提供を通して広告主やメディアとネットワークを築いてきた実績を踏まえ、広告界をより良いものにするために提供されるメディアマッチングサイト。

基本サービスとして、ウェブサイトから無料でメディアの媒体資料や価格情報が一覧できるほか、ターゲットや予算による検索、会員登録によって詳細な金額などの閲覧、媒体資料のダウンロードが可能に。メディア側にとっては、どのような人が自身のメディアに興味を持ってくれたかがわかる仕組みになっているといいます。

複雑化するマーケティングと多様化するメディアの問題解決を目指す

メディアの多様化が進み、メディア企業が乱立する中、広告主にとっては、効果を出したくとも最適なメディアの選定に苦慮するという事態に。メディアにとっても、広告主や広告会社が収集すべき情報が多すぎて、メディアはいわゆる「枠売り」のような情報しかキャッチしてもらえないのが現状といいます。

こうした広告界の課題解決と発展のため、宣伝会議が今回「日本のメディア」を立ち上げました。掲載メディアとしては、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4マスから、OOH、Webメディアまで幅広く、サービス開始時点で約1,000媒体を掲載。今後、SNSやインフルエンサーなど、より詳細な個人メディアの掲載も検討しているとのことです。

「オファーサービス」でメディアが直接企画プレゼンも

メディア情報を一覧できる基本サービスに加え、『日本のメディア』独自のサービスとなるのが、広告主が抱える課題をメディアや広告会社の特別な企画やコンテンツ力で解決に導くことを目指す「オファーサービス」。例えば「ネットワークを活かしたスペシャルなキャスティング」「読者やリスナー・視聴者との関係値を活かしたそのメディアでしかできないイベント」などが想定されています。登録メディアだけでなく、オファーがあった際に提案側として参加するメディアや広告会社も募集しているとのことです。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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