音声プラットフォーム「Voicy」が27.3億円を調達 パーソナリティの快適な環境づくりを推進

音声プラットフォームを運営する株式会社Voicyは、海外投資家や国内投資家、Voicyのパーソナリティなどによる第三者割当増資による総額27.3億円の資金調達を実施。累計調達額は36億円となりました。 株式会社Voicyは音声プラットフォームの開発・運営を中心に、音声によ…

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音声プラットフォーム「Voicy」が27.3億円を調達 パーソナリティの快適な環境づくりを推進

音声プラットフォームを運営する株式会社Voicyは、海外投資家や国内投資家、Voicyのパーソナリティなどによる第三者割当増資による総額27.3億円の資金調達を実施。累計調達額は36億円となりました。

株式会社Voicyは音声プラットフォームの開発・運営を中心に、音声による企業のコミュニケーション課題の解決を行うブランドソリューションや、音声コンテンツの企画制作、音声イベントの企画運営、声の社内報などのクローズドコミュニケーションサービスなどの事業を手がけています。

声による発信ツール「Voicy」では本人性や想いが届く新しいコンテンツを生み出し、リスナーにも新しい価値を提供。審査を通過したパーソナリティによる信頼度の高い声に出会える環境を作り、「ながら聴き」でも人や情報に触れる機会をつくり、平均聴取維持率は80%を超えています。

「Voicy」の会員登録者数は、設立7年目の2022年には前年比2倍の約150万人、チャンネル数は1,600を超えました。企業スポンサーやプレミアムリスナー機能などで月の収益が900万円を超えるパーソナリティも生まれ、流通総額は前年比約4倍、音声の法人利用も174社に。「Voicy」で音声発信をするテレビ・新聞・雑誌・Webなどのメディアは72チャンネルとなりました。

Voicyが今回調達した資金は、パーソナリティがより快適に安心して発信ができる環境づくりとして、パーソナリティが提案するプレイリストなど、放送の検索性や発見性を高める機能や、パーソナリティの収益、コミュニティ形成を支援する機能など、プロダクトの開発、拡充に充てられます。

【株式会社Voicy 概要】
会社名:株式会社Voicy
代表者:代表取締役CEO 緒方憲太郎
設立:2016年2月
本社所在地:東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル8階
Webサイト:https://corp.voicy.jp/

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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