「ファンとの距離を縮めるサービスが一層求められる」LITEVIEW LEE KUNWOO氏・・・2023年のメディア業界展望(11)

2023年はメディア業界にとってどのような一年になるでしょうか? Media Innovationに縁を持っていただいた皆様に、今年の振り返りと、2023年に向けての展望を伺いました。

LITEVIEW株式会社 CEO LEE KUNWOO(イ ゴヌ)氏
東京工業大学大学院修士了。約9年間、Samsung Electronicsなどで研究開発や海外法人(欧州、日本)での人事、マーケティングに従事。その後、LITEVIEW株式会社の前身であるPulit株式会社を創業。β版のクローズド運用期間を経て、2022年にクリエイターのためのコンテンツ販売プラットフォームサービス「LITEVIEW(ライトビュー)」を正式リリース。

2022年の仕事を振り返ってみて、いかがでしたか

何と言っても「LITEVIEW(ライトビュー)」を正式リリースできたことが一番の大きな出来事です。正式リリースから約半年でユーザー数10,000人を突破し、少しずつですがクリエイターの発信・販売活動や収益向上に寄与でき、嬉しく思っています。

また、サービスの成長に合わせて、一緒にがんばってくれるメンバー集めも開始しました。弊社は東京と韓国ソウルにオフィスがあるのですが、今年はどちらのオフィスも仲間が増えました。慌ただしい中でも組織の成長も感じた1年ですね。

2022年のメディア業界で印象に残ったことを教えてください

FIFAワールドカップのABEMAでの全試合生配信は非常に大きなインパクトでした。これまでメインだった地上放送ではなく、インターネット配信で2,000万人以上が試聴したという今回の放送は大きな変革を感じました。

また、人気YouTuberの方々が語り始めている「YouTubeでの広告収入が全盛期の約10分の1になった」というような、YouTuberの広告収益減に表れる構造変化の兆しは私たちのビジネスとしても気になる印象的な出来事でした。

「YouTube一強」「YouTubeだけを使っていればいい」そんな時代から、いわゆる“モール型配信プラットフォーム”に依存した広告収入だけのビジネスモデルに頼るのではなく、コアなファン向けに直接配信をして収益をあげていくように変化せざるをえない流れになってきています。増大を続けていたグローバルプラットフォームのパワーは折り返し地点を過ぎてきているのではないでしょうか。だからこそ、私たちLITEVIEWがクリエイターの皆さんのお力になれる時がきていると強く感じています。

2023年のメディア業界、ご自身の取り組みたい仕事について教えてください

LITEVIEWは、“クリエイター”を動画制作者やブロガーなどの限定した分野の作家だけを指すものではなく、コンテンツ(商品)を生み出し、世の中に発信・販売をする方すべてと広義でとらえています。「クリエイターが自由に発信でき、収益を上げられる環境を整えていく」それが私たちのミッションです。

2023年のメディア業界の潮流として、ファンとの距離を一層縮めることができるサービスがますます求められてくると考えています。

これまでLITEVIEWは、サービスの立ち上げ・システム開発に力を注ぎ、おかげさまで10,000人のユーザー数を超えることができました。

これからはさらにLITEVIEWを認知いただきご利用いただく方を増やすことで、時代のニーズに応えるべく、PRマーケティングにも力を入れていきたいと考えています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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浜崎 正己
浜崎 正己
メディアの立ち上げと運用を支援する(株)メディアインキュベート の代表。1988年千葉県生まれ。Twitter : https://twitter.com/masaki_hamasaki

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