テレビ朝日、総合電子書籍ストア「ブックライブ」等を運営するBookLiveとの資本業務提携を実施

株式会社テレビ朝日ホールディングスが、同社の連結子会社である株式会社テレビ朝日株式会社BookLiveが資本業務提携に合意し、持分法適用関連会社化することを発表しました。

テレビ朝日グループは、「すべての価値の源泉はコンテンツにある」という基本理念のもと、コンテンツをあらゆるメディアに360°に展開し、コンテンツ価値を最大化する「360°戦略」を推進。

もう一方のBookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」という企業理念のもと、国内最大級の総合電子書籍ストア「ブックライブ」等のストアを運営。他にもアニメ化や映像化される良質なオリジナル作品を多数生み出しているIP事業や、コミュニティ事業を展開しています。

株式会社テレビ朝日代表取締役会長の早河洋氏によると、テレビ朝日グループとBookLiveは、これまでもテレビ朝日グループで放送中の番組「まんが未知」で生まれたオリジナルマンガを「ブックライブ」ストア上で独占無料配信するなど連携してきたといいます。

両社は今回の資本業務提携により、IP創出や次世代クリエイターの育成等においてさらに連携を深めることで、良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステム構築を目指すとしています。

今後の展開は以下のとおりです。

  1. アニメ・実写化を目的としたオリジナルコンテンツの共同制作および二次利用展開に関する協業体制の構築
  2. 当社グループメディアとBookLiveのストア事業およびコミュニティ事業とのエコシステム構築による次世代クリエイターの獲得・育成等

株式会社BookLive代表取締役社長の淡野正氏は、「テレビ朝日との資本業務提携により、読者のニーズにより応えたIP創出や、当社事業とテレビ朝日のメディア連携による原作の創出、クリエイターコミュニティの構築など、良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステムを構築してまいります」と述べています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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