博報堂DYグループ、リテールメディアに特化したワンストップ統合窓口「リテールメディアONE™」を新設

株式会社博報堂をはじめとする博報堂DYグループ12社横断の戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」が、リテールメディアに特化したワンストップ統合窓口「リテールメディアONE™」を新設しました。

背景

リテールメディアとは、ECサイトのオンライン広告や店舗のサイネージ広告などの小売業が提供する広告媒体のこと。生活者の購買データや行動データなどの1stPartyデータを活用し、顧客一人ひとりに対し精緻なターゲティング・広告配信ができることを特徴としています。

昨今、プライバシー保護の観点からクッキー規制が広がるアメリカでも、3rdPartyクッキーに依存しない広告媒体として注目されており、日本でも小売各社が様々な企業と連携しながらリテールメディアの開発を推進。

こうした背景のもと、ショッパーマーケティング・イニシアティブでは、リテールメディア市場のさらなる発展を目指し、リテールメディアワンストップ統合窓口リテールメディアONE™を新設するに至りました。

「リテールメディアONE™」とは

リテールメディアONE™は、リテールメディアの設計・開発からセールス、ストラテジー立案、運用や改善、クリエイティブまでを博報堂DYグループの専門人材でカバーするワンストップ統合窓口です。

流通小売各社のリテールメディアを束ねるリテールメディアネットワークを独自に構築することで、複数のリテールメディアを横断した広告運用や、生活者に対する高いリーチを実現。

また、アプリ・デジタル広告・デジタルサイネージ等、これまで分散運用されていた各メニューを統合し、運用の効率化と費用対効果の向上を図ります。

その他、リテールメディアネットワーク構築基盤・技術や、リテールメディアとマス広告等を掛け合わせたオンライン×オフライン統合型(OMO型)ソリューション「テレデジ・リテールONE™」を提供するとともに、リテールメディアの特性に合わせたメジャメント指標の開発・レポートの標準化等を目指すとのことです。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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