扶桑社の週刊誌「週刊SPA!」が、2026年8月から紙版の発行体制を見直しました。長く火曜日発売だった同誌は、8月5日発売の8月19日号から毎月第1・第3水曜日発売へ変更しています。扶桑社が5月15日付で取引先向けに出した発行計画変更のお知らせでは、発売日の火曜から水曜への変更と、第1・第3水曜日の月2回発行への変更が主な変更点として示されています。
同資料によれば、「週刊SPA!」は2026年6月に創刊38周年を迎えました。扶桑社は、日刊SPA!や女子SPA!などのWeb媒体に加え、2024年にサブスク型サイト「MySPA!」、2025年にコミック特化の「マンガSPA!」を立ち上げてきたと説明しています。今回の発行体制見直しについても、新たなIP・コンテンツづくりを加速させるためと位置付けています。
7月28日には、日刊SPA!が読者向けに発売日変更のお知らせを掲載しました。告知では「週刊SPA!」が次号から毎月第1・第3水曜日発売になるとし、8月19日号を8月5日水曜日に発売すると案内しています。扶桑社の2026年度発行計画・進行表でも、8月5日発売号以降に「これより月2回」「第1・3水曜日発売」と記載されています。
一方で、週刊SPA!の公式Xは8月28日、今後の発行スケジュールとして、紙版を第1・第3水曜日、電子限定版を第2・第4水曜日に配信する形を案内しました。紙の週刊誌としての刊行頻度を落としながら、ブランドとしては電子版やWeb、サブスク、コミック領域を組み合わせて接点を維持する動きといえます。
出版・メディア企業では、紙の流通や制作負荷を見直しながら、デジタル上の会員サービス、記事配信、IP展開へ経営資源を移す動きが続いています。

