情報キュレーションサービス・ニュース配信アプリを開発・運営している株式会社Gunosyは15日、Gunosy内に「Gunosy Tech Lab(グノシー テック ラボ)」を設立しました。
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■設立の背景と趣旨
Gunosyでは「情報を世界中の⼈に最適に届ける」というビジョンのもと、機械学習や⾃然⾔語処理の技術を用いたアルゴリズムにより、各ニュースコンテンツパートナーの記事の評価を行い、Gunosyが提供する各サービスを通じてユーザーに最適な記事の配信を行っています。
また最近では、動画やクーポン等のテキスト記事以外のコンテンツ評価も行っており、技術の応用範囲を拡大してきました。
2019年1月の中長期ビジョンで開示された通り、スマホメディア企業ではなく、IoTや5Gが発展する近未来に向けて、さらなるデータ活用の促進と情報推薦を研究する専門組織として、このたび「Gunosy Tech Lab」が設置されました。
同ラボでは、機械学習を主軸とした技術を駆使し、O2O施策へのデータ活用や、これまで培ってきたターゲット層の異なるアプリ群のデータを活用し、IoT×AIなどスマホ領域以外の分野で活かせる研究と課題解決を目指します。
■研究内容と今後の体制について
Gunosyが提供する情報キュレーションアプリ「グノシー」は東京大学の大学院生3名で研究・開発したサービスが起源であり、これまでも様々な研究を続けてきました。今後は、音声や動画などのフォーマットをスマートフォン以外のデバイスで推薦するための技術など、中長期ビジョンを実現するための研究開発を行っていく予定です。
【直近の研究テーマ】
- 様々なコンテンツフォーマットにおける深層学習 / 機械学習技術を用いた推薦アルゴリズムの強化
- O2O施策へのデータ活用の研究開発
- スマートフォン以外のデバイスにおける快適なユーザー体験の研究開発
- アルゴリズムの外部企業への提供
- 複数企業間での効果的なデータ連携方法
Gunosyは今後も「情報を世界中の人に最適に届ける」というビジョンのもと、今回のような研究を積極的に行い、当社のアルゴリズムを活かしながら、最適な情報を届けられるよう研究を続けていくとしています。