ロイター通信は1日、中国のByteDanceが、ショートムービーアプリ「TikTok」の米国事業をマイクロソフトに完全売却する事で合意したと報じました。
中国への圧力を強める米国のドナルド・トランプ大統領は、プライバシーの危険があるとしてTikTokの米国での使用禁止を考えていると金曜日に述べ、数日中にも決定する事を示唆していました。
ByteDanceはこうした動きに対して、TikTokの売却に向けて交渉を行なっていると伝えられていて、候補にはマイクロソフト以外にもベンチャーキャピタルのセコイアなどが挙げられていました。一方、ByteDanceとしては一部の株式を継続保有する意欲を示していたということですが、これはホワイトハウスが拒否したとのこと。
(8/2 10:22 Update)ウォール・ストリート・ジャーナルは、マイクロソフトがTikTokの買収をトランプ政権が難色を示していると伝えられている事から交渉を一時中断していると報じました。
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