NPO法人ミラツクが今年グループ会社として立ち上げた株式会社エッセンスは、16日、独自アルゴリズムによる視野を拓くレコメンドシステムを搭載したWebメディア「esse-sense.com」をリリースすることを発表しました。
「esse-sense.com」は、「世界の情報量は増えたが、実際にアクセスしている情報は狭い」という問題意識の下、日常の中で読者の視野を広げることを目指すwebメディアです。東北大学大関研究室及び株式会社シグマアイと共同開発した独自アルゴリズムと機械学習システムを通じて「いつもと少し違うけどもしかしたら感覚が合うかもしれない記事」を抽出して読者に推薦。読者による検索行為を行うことなく、それまでの読者体験に基づいた新たな領域やジャンルの記事に自然に出会うことが可能とのことです。
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また、上記のレコメンド機能に加え、既読記事と未読記事の仕分けやお気に入りの文章などのブックマーク保存などの機能を自動化し、読者がテクノロジーの力を自然に受けながら読む行為のみに集中することが可能です。
取材に際しても、2019年で論文の質ランキングで国内1位(世界9位)となった沖縄科学技術大学院大学(OIST)との提携を皮切りに、現在9つの大学や研究機関との連携を行っており、記事の質を担保するとともに幅広い分野における類稀な視点を持つ研究者の取材を恒常的に行う体制を設けているといいます。
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