米国出版社協会(AAP)は、2021年の米国書籍出版業界の年間売上げを集計した「スタットショット・アニュアル」を発表し、2020年よりも32億3000万ドル(12.3%)増加し、これまでで最高の293億3000万ドルとなったと発表しました。
2020年のパンデミック最盛期には、多くの書店が閉店したり、物理的なサービスを制限したり、営業している店舗を訪れる人も少なくなり、代わりにオンラインプラットフォームから本を購入する人が増えました。一方、2021年には再度店舗の拡大が見られ、消費行動にも変化が見られたということです。多くの書店が営業を再開したことで、 2021年の実店舗販売チャネルは、業界全体で前年比23.9%増の62億2,000万ドルとなりました。