広告メディアプランニングに特化したプランニングファームのVOSTOK NINE(本社:東京都渋谷区)は、「主要オンラインマスメディアの信頼度調査」の結果を発表しました。全国の15歳から59歳までの男女4,000人を対象に実施された本調査では、オンラインメディア全体の信頼度が2023年と比較して低下傾向にあることが明らかになりました。
調査結果によると、オンラインメディア全体への信頼度は「信頼できる」「半々くらい」を合わせて74.6%(2023年:79.1%)、「信頼できない」が25.5%(2023年:20.9%)となり、前年と比べて信頼度が低下しています。特に10代からの信頼度が大きく低下した点が注目されます。
メディアカテゴリー別の分析では、「動画・音楽」「SNS」「レシピサイト」の信頼性が大きく低下しました。一方で、「新聞・雑誌系サイト」への信頼度は変わらず高い水準を維持しています。これは各社が提供する高品質なコンテンツが信頼性に繋がっている可能性があると分析されています。
個別のメディアでは、「TVer」や「Radiko」などの民放系メディアへの信頼性が高く、利用者の半数以上が「信頼できる」と回答しています。SNSカテゴリーでは、前年はInstagramへの信頼性が突出していましたが、今回の調査では各SNSへの信頼性がほぼ横並びとなりました。特にX(旧Twitter)への信頼度が下がり、Facebookがそれを上回る結果となっています。
なお、本調査の詳細な結果や分析については、VOSTOK NINEのnoteにて公開されています。