株式会社電通グループは、スペインのCRMコンサルティング会社・Omega CRM Consulting（オメガ社）を、海外市場テクノロジーを活用したデータ分析と顧客体験マネジメント（CXM）領域を手がけるMerkle（マークル社）を通じて子会社化しました。
2002年に設立したオメガ社は、独立系エージェンシーとしてスペイン最大のSalesforceパートナー企業で、約550名のエキスパートが在籍します。マドリード本社を含むスペイン国内に10カ所とフランス・パリにオフィスがあり、医療、小売、教育、製造業などの顧客企業へのSalesforceプロダクトのCRMコンサルティング・サービスを提供しており、2022年度の収益は前年比50%以上の成長を見込んでいます。
今回の子会社化で、オメガ社の強みであるCRMコンサルティングのノウハウとマークル社の強みであるデータマーケティングの連携を通じて、マークル社のスペインでのSalesforce関連サービスの強化を目指します。また、当社グループ内でのSalesforceのトレーニングを受けたスタッフは2,000人以上、Salesforce認定資格数は5,000人以上になるとしています。
【Omega CRM Consulting社 概要】
社名：Omega Customer Relationship Management Consulting, S.L.
本社所在地：スペイン マドリード州
設立：2002年
株主構成：株式取得後、マークル社100%
代表者：David García Fuentes（CEO）
従業員数：約550名
事業内容：SalesforceプロダクトのCRMコンサルティング・サービス
