7月25日火曜日、OpenAIでChatGPTを開発したAI起業家のサム・アルトマン氏は、全地球上の80億人を正確に認証して、トークンを分配するブロックチェーンプロジェクト「Worldcoin」を発表しました。
アルトマン氏が目指すのは、汎用人工知能(AGI)が完成すれば、多くの人が働かずに生活出来るユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の分配のためにも、オンライン上で、誰が人間なのか、誰がデジタルフェイクなのかの正確な判別が不可能になることから、誰が本当にその人間であるかを証明できるシステムを作ることにあります。そこで、眼球(虹彩)をスキャンする装置「The Orb(オーブ)」(下記の写真の球体カメラ)を開発し、すべての人がオープンソースの分散型の金融ツールにアクセスできる唯一のIDが得られる仕組みを世界各地に設置し始めました。
