マクロミル、アンケートパネル等のモニタスを連結子会社化

オンラインリサーチのリーディングカンパニーである株式会社マクロミルが株式会社モニタスを連結子会社化。よりスピーディかつ広範囲にわたる支援提供を目指します。

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マクロミル、アンケートパネル等のモニタスを連結子会社化

オンラインリサーチのリーディングカンパニーである株式会社マクロミルが、株式会社モニタスを連結子会社化したと発表しました。

マクロミルは2000年の設立以来、オンラインリサーチのリーディングカンパニーとして業界をけん引。現在1,100万人超の国内提携パネルネットワークを構築し、リサーチ事業を中心にさまざまな事業を展開しています。

もう一方のモニタスは1991年に設立。約2,500万人のアンケート回答パネル組織を運営し、アンケートコンテンツを活用したメディアの収益化支援や、調査会社等に向けたアンケートモニター提供サービスなどを行う、モニターアライアンス事業を中心に展開している企業です。

今回の連結子会社化により、マクロミルグループのアンケート回答パネル総数は国内最大級の約3,600万人に。調査対象者が拡大することにより、今後サービス提供範囲の拡大や、質の向上が期待されます。

また、マクロミルによると、現在マーケティングリサーチ業界はインサイト産業への転換期にあり、従来の定量・定性調査といったリサーチのみならず、さまざまなデータを収集・分析し、顧客企業により深く、より正確な消費者インサイトを提供することが求められているといいます。

マクロミルグループは、モニタスを連結子会社とすることで、インサイト産業の中でも足元で伸長が続いている「サンプルパネル提供」「セルフサービスプラットフォーム」(※)市場でのサービス展開を本格化。

具体的には、顧客企業への調査協力が可能な消費者パネルを提供する「サンプルパネル提供」の市場において、サービス領域の拡大および更なる市場拡大を目指すとしています。

また、顧客企業が抱える自社製品やサービスのユーザー等を対象に、リサーチやデータ分析が行える「セルフプラットフォーム」の市場においても、サービス領域と事業規模の拡大を目指すとのことです。

※:「サンプルパネル提供」「セルフサービスプラットフォーム」は、一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)が定義する「インサイト産業」を構成する8つのセグメントに含まれるものとして、新たに追加されている市場領域です。

《oyoyon》