株式会社朝日新聞社は、入力された文章の誤りをAIが自動で検知する校正支援ツール「Typoless(タイポレス)」の提供を個人向け、法人向けに開始しました。
「Typoless」は、入力された文章の誤りを機械学習によって自動で検知する校正支援ツールです。webサービスとして、同社内で自然言語処理などのAI研究を行う「メディア研究開発センター」が開発しました。
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朝日新聞社の記事校正履歴を学習させたAIが文章を解釈し、「てにをは」などの助詞や同音異義語の誤りを検知して「置換、削除、挿入」の3つの方法で修正候補を提示します。プランは、スタンダード、プレミアム、エンタープライズのほか、12月末にAPI連携プランのリリースを準備(大人数での利用は別途問い合わせ)。個人契約は、14日間の無料トライアルを実施中です。
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上位プランには「独自のルール辞書」も搭載。同社内専門部署のノウハウが詰まっており、AIとルール辞書のハイブリッドで様々な文章の修正候補を提示します。また、同プランにはユーザーが独自に登録する「カスタム辞書機能」も用意。社内の表記ルール統一に対応します。