【メディア企業徹底考察 #151】のぼり制作のイタミアートが新規上場、印刷業界もD2Cの時代へ

印刷事業を行う株式会社イタミアートが2024年3月4日に上場承認され、4月8日にグロース市場に新規上場します。

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印刷事業を行う株式会社イタミアートが2024年3月4日に上場承認され、4月8日にグロース市場に新規上場します。

この会社の主力製品が飲食店などに向けて販売されるのぼり。屋外に設置する販促メディアの王道である、のぼり、幕、看板などをECサイトによって事業者に直接販売するD2Cのビジネスモデルを確立して成長しています。

イタミアートはデジタルを武器にして、顧客開拓に成功。業績を拡大しています。デジタル化によって印刷業界は斜陽化したとも言われますが、イタミアートの事例はニッチ産業において拡大する余地が十分にあることを示しています。

扱う商品の領域を拡大して会社を成長

イタミアートの2023年1月期の売上高は前期比19.0%増の25億600万円、経常利益は7.5倍の1億2,700万円でした。2024年1月期第3四半期の段階で売上高は24億200万円、経常利益は2億1,500万円。9か月で前期の売上高と近い水準まで達し、経常利益はすでに1.7倍に膨らんでいます。


《不破聡》

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