東洋経済新報社は、2024年7月に「週刊東洋経済」と「会社四季報」に新編集長が就任することを発表しました。
西澤佑介氏は1981年生まれで、大阪大学大学院経済学研究科修士課程を修了後、2006年に東洋経済新報社に入社しました。編集局に配属され、自動車、電機、商社業界などを担当する記者として活躍しました。2014年からは週刊東洋経済編集部に所属し、2019年10月には『会社四季報業界地図』の編集長に就任しました。2022年10月からは『週刊東洋経済』の副編集長を務め、2024年7月には編集局東洋経済編集部担当部長兼『週刊東洋経済』編集長に就任する予定です。
『週刊東洋経済』は1895年に創刊され、日本の週刊誌として最も長い歴史を持ちます。創刊以来、「健全なる経済社会を先導する」という理念を受け継ぎ、客観的かつ合理的で信頼度の高い情報を発信し続けています。その公正な言論と報道活動は、多くのビジネスパーソンや経営者から広範な支持と高い評価を得ています。
一方、島大輔氏は慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程を修了後、2006年に東洋経済新報社に入社しました。出版局に配属された後、2010年に編集局へ異動し、週刊東洋経済編集部や会社四季報オンライン編集部などを経て、2019年1月に『会社四季報』副編集長に就任しました。2021年4月からは『会社四季報プロ500』の編集長を務め、2024年7月には編集局会社四季報編集部担当部長兼『会社四季報』編集長に就任する予定です。
『会社四季報』は1936年に創刊され、90年近くにわたり投資家のバイブルとして全上場会社の基本データから業績見通しまで、株式投資や企業分析に不可欠な情報を年4回提供しています。創刊時のコンセプトである「敏速、一覧、軽便、鮮明」は今日も脈々と受け継がれています。
