「ちいかわ」が、キャラクターおよびライセンスビジネス業界のアワード「日本キャラクター大賞2024」のグランプリに輝いたことがわかった。2022年に続く2度目の栄誉となる。そのほか、各賞に「【推しの子】」、「機動戦士ガンダム シリーズ」、「TVアニメ『葬送のフリーレン』」、「プリキュアシリーズ」なども選出された。
「日本キャラクター大賞(旧名:キャラクター&ブランド・オブ・ザ・イヤー)」は2009年、世界有数のライセンスビジネス大国へと成長した日本においてライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するとともに、業界の健全な発展に寄与するために創設されたもの。同年は「ポケットモンスター」がグランプリに輝いた。
以降、2010年代では10年は「ONE PIECE」、11年は「こびとづかん」、12年は「ONE PIECE」、13年は「くまモン」、14年は「ふなっしー」、15年は「妖怪ウォッチ」、16年は「おそ松さん」、17年は「ポケットモンスター」、18年は「怪盗グルーシリーズ」、19年は「すみっコぐらし」がグランプリを受賞。2020年代では、20年は「TVアニメ『鬼滅の刃』」、21年は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」、22年は「ちいかわ」、23年は「ONE PIECE」がグランプリに選ばれてきた。
15回目を数える「日本キャラクター大賞2024」は7月3日、東京ビッグサイトで開催された日本最大のライセンス商談展「ライセンシング ジャパン」内で表彰式が行われた。グランプリはこの表彰式での発表となり、独特の世界観でファンシーキャラクター界を席巻する「ちいかわ」が2022年に続く2度目の栄誉を射止めた。
このほか、キャラクター・ライセンス賞にはアニメ化を契機に既存ファンだけでなく新規ファン層の拡大も実現した「【推しの子】」、45年という長きにわたりアニメに新しい風を吹き込むことで男女問わず支持される「機動戦士ガンダム シリーズ」、そして「ちいかわ」が選出されている。
ニューフェイス賞には「TVアニメ『葬送のフリーレン』」、プロダクト・ライセンシー賞には「一番くじ」、プロモーション・ライセンシー賞には「ハッピーセット ハローキティ50周年」、リテイル賞には「セサミストリートマーケット」、選定委員特別賞には「プリキュアシリーズ」がそれぞれ名を連ねた。
《アニメ!アニメ!》