業績の停滞感強まるウォンテッドリー、創業者の持株比率引き下げで組織変革なるか?【メディア企業徹底考察 #181】

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業績の停滞感強まるウォンテッドリー、創業者の持株比率引き下げで組織変革なるか?【メディア企業徹底考察 #181】
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求人メディア「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社の停滞感が鮮明になっています。

2024年8月期(2023年9月1日~2024年8月31日)は期首に1.7%の増収を予想していたものの、0.5%の減収で着地しました。2025年8月期は5.3%の増収を見込んでいますが、これは主にベース料金の値上げに起因するもの。ウォンテッドリーは掲載費が安価なモデルを採用していたため、値上げ余地は確かにあります。

しかし、顧客開拓が進まずに値上げ頼みの収益改善が目立つようになりました。原価率が低く、営業利益率が高いウォンテッドリーですが、顧客への還元が少ない状態で値上げを続けることにより、クライアントの離反も懸念されます。

業績が停滞したタイミングで人件費を抑制


《不破聡》

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