バリューコマースは、サブスク型インフルエンサーマッチングプラットフォーム「BUZMA」を運営するBUZMA社の全株式を取得し、2025年3月より自社サービスとして運営を開始すると発表しました。
BUZMAは、企業や施設・店舗とインフルエンサーをつなぐマッチングプラットフォームです。日本最大規模を誇り、SNSで多くのフォロワーを抱える情報発信力の高い優良なインフルエンサーが多数登録しています。
本サービスでは、企業や店舗が新商品の試食会や宿泊体験などのイベントを作成し、約1万人のパートナーインフルエンサーに招待状を送ることが可能です。固定費用で多数のインフルエンサーを招待でき、施設・店舗からインフルエンサーへの報酬が発生しないため、コストパフォーマンスの高い集客サービスとなります。
また、インフルエンサーランク機能により、最適な人を選びやすい仕様です。スカウト機能を用いると、条件に合うインフルエンサーを絞って招待状を送ることができます。
BUZMAに登録しているインフルエンサーにとっては、バリューコマースの長年のマーケティングソリューション事業の実績に基づき、優れた広告主やマーケティング案件紹介を受けられるようになります。
バリューコマースが運営する既存サービスであり、インフルエンサーの活動を支援する「VLINK」や、ディレクション型インフルエンサーマッチングサービス「Castbook」などと組み合わせることで、インフルエンサーの活動をさらに支援していく方針です。
消費者の情報獲得手段が検索エンジンからSNS検索へと移行している中、SNSを活用したマーケティング手法の重要性が高まっています。バリューコマースは、BUZMAを通じて主に中小企業向けのマーケティング手法として、安全・安心なサブスク型サービスを提供し、登録企業のマーケティング効果の最大化を支援していく考えです。
今回の買収により、バリューコマースは日本最大級のインフルエンサーネットワークを抱えることになり、インフルエンサーマーケティング市場での競争力強化が期待されます。