ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、ADKエモーションズと共同で日本・北米・中国・タイ・インドネシアの5市場、約23,000人を対象とした作品・キャラクター(IP)に関する大規模調査を実施し、「Global IP Power Survey 2026 Report」を公開しました。
調査は2025年11月7日から17日にかけてインターネットで行われ、対象は3歳から59歳の男女です。分析サンプル数は日本17,161件、アメリカ2,076件、中国2,060件、タイ1,038件、インドネシア1,038件となっています。

調査の結果、全5市場で7割以上の人が好きなIPを1つ以上回答しており、IPが国境を越えた娯楽として定着している実態が明らかになりました。特に中国では全体の96.6%(大人96.4%、子ども96.8%)が「好きなIP」があると回答し、極めて高い受容性を示しています。日本は全体81.7%、米国は全体84.7%でした。

各国の「好きなIP」Top20では、日本発IPの存在感が際立ちます。日本では90%、タイでは80%を日本発IPが占め、アメリカ・中国・インドネシアでも半数以上が日本発IPという結果でした。

IPに対する意識には国ごとの違いも見られます。日本はストーリーの背景や設定まで読み解く「没入(世界観)型」、米国は作画や制作陣の質を重視する「クオリティ評価型」、中国はファンイベントやグッズ展開などの体験を求める「体験拡張期待型」と、ADK MSは分類しています。
IPへの接触チャネルでは、5か国共通で「配信サービス」がTOP5に入りました。ただし首位チャネルは国によって異なり、日本は「テレビ」33.2%、中国は「映画館」47.7%、タイは「アプリゲーム」48.9%、米国は「食品」42.1%という結果です。
ADK MSはこの調査データをもとに、IPの「浸透度」と「熱量」を掛け合わせて愛され方を可視化し、各国のIP意識に合わせた戦略策定を行う独自メソッドを体系化しています。同社は今後もクライアント企業のIP成長に向けたマーケティング支援を進めるとしています。







