ADKマーケティング・ソリューションズは、GEM Partnersが提供するデータ分析ツール「推しエンタメブランドスコープ」を導入し、既存サービスの強化および新規サービス開発に関する検討を開始したと発表しました。
ADKマーケティング・ソリューションズは「ファングロースパートナー」をビジョンに掲げ、IPマーケティング領域を強みとしています。これまでも調査データを駆使してクライアント企業のニーズに合わせ、IPを活用したマーケティングソリューションを提供してきました。
GEM Partnersが提供する「推しエンタメブランドスコープ」では、毎月全国の15歳から69歳の男女約3万人に対し「いま推しているエンタメブランド」に関する自由回答形式の大規模調査を実施するものです。アニメ・映画・音楽・ドラマ・タレントといったエンタメブランドの価値をメディア横断でとらえ、「推しファン人数」「支出金額」「接触日数」を集計し、総合指標「推しエンタメブランド価値」として可視化します。
近年、アニメなどのエンタテイメント分野に関する情報収集や消費スタイルの多様化・複雑化が進む中、生活者の実像をより速く正確に把握できることへのクライアント企業のニーズが高まり、データ強化によるソリューション充実に向け今回の導入に至りました。
「推しエンタメブランドスコープ」により、各エンタメブランドのトレンドや生活者の興味関心の変化をタイムリーに把握できるようになります。ダッシュボード上で直感的な分析ができ、ADK MSが保有するデータや各種マーケティングサービスに連携させることで、クライアント企業に対し幅広い用途・場面でのサービス提供が実現できます。
本取り組みの一環として両社間で独自のデータ連携の仕組みをすでに構築しており、その仕組みを活用したソリューションの開発を開始しました。ADK MSは今後、同データを用いた新ソリューションの発表やGEM Partnersとの共同ソリューションパッケージの開発も視野に入れ、クライアント企業への提供ソリューションを拡充していくとしています。