ダイヤモンド社は10月6日、ビジネス・経済分野の映像ドキュメンタリープラットフォーム「DIAMOND Documentary(ダイヤモンド・ドキュメンタリー、通称DD)」を本格始動すると発表しました。ダイヤモンド・オンラインを基盤に、企業や人物への長期密着、ニュースの深掘り、キーパーソンへの取材などを映像で展開します(ダイヤモンド社の発表)。
DDは、制作したコンテンツを映像とテキストなど複数の形式で展開する「マルチユース」と、取材・制作の過程自体もコンテンツ化する「プロセスエコノミー」を取り入れます。第1弾では、次世代半導体企業Rapidusの挑戦を、キーパーソンの群像劇を交えながら長期密着で追います。
本格始動に先立ち、テレビ東京でビジネス・経済報道に携わってきた阿部欣司氏がダイヤモンド社に参画し、チーフプロデューサー兼上級編集委員に就任しました。阿部氏は「WBS」「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」などを担当し、レオパレス21を巡る調査報道で2018年度ギャラクシー賞報道活動部門優秀賞を受賞しています。

阿部氏に加え、NHKや民放で映像制作を経験したスタッフが制作を担います。ダイヤモンド・オンライン編集長の名古屋和希氏は、これまでテキスト中心だった発信に映像や長編ドキュメンタリーを加え、ビジネス・経済の深部に迫る編集部へ進化させる方針を示しました。
ダイヤモンド社はDDの専用ページとYouTube公式チャンネルを開設しています。映像を単独で配信するだけでなく、取材資産をテキストにも展開する設計は、デジタルメディアが映像制作のコストを複数の接点で回収し、読者との接触機会を広げる取り組みといえます。



