Amazonオーディブル(Audible)は、オーディオコンテンツの利用実態を調べるグローバル調査「オーディオコンテンツの聴取習慣調査」の結果を発表しました。調査はAudibleの委託によりNielsenIQが実施し、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、スペイン、英国、米国の11カ国、約1万8000人を対象にオーディオブックやポッドキャストの利用実態を調べたものです。
調査対象国全体では、過去12カ月間に前年より多くのオーディオコンテンツを聴いたと回答した人が34%で、「少なくなった」と回答した23%を11ポイント上回りました。ブラジルでは46%、メキシコでは44%が増加を実感しており、51%がオーディオコンテンツによってスクリーンを使う娯楽を意図的に置き換えられたと回答しています。
読書との関係も明らかになりました。全体の69%が紙や電子書籍で読んだ作品をオーディオブックでも聴いた経験があり、61%がオーディオブックで聴いた作品をその後紙や電子書籍で読んだと回答しています。日本でも同様の傾向があり、68%が「読んでから聴く」、62%が「聴いてから読む」を経験しており、オーディオブックが新たな著者やジャンルとの出会いにもつながっていることが示されました。
聴取シーンとしては「自宅でリラックスしながら」が各国で最多となり、日本ではリスナーの72%が「リラックスできる・安心感を得られる」と回答し、11カ国平均の69%を上回りました。約半数の47%は「メンタルウェルビーイングを支える」とも回答しています。
AIナレーションについては、11カ国全体でオーディオブックリスナーの約50%が聴く、または試すことに前向きと回答した一方、日本は66%と調査対象国で最も高い結果となりました。想像できるコンテンツは日本ではノンフィクションが48%で最多となり、多くの国でフィクションが上位だった傾向とは異なる特徴が見られました。日本のリスナーの69%は、技術の進化でオーディオブックがより身近になる未来に期待していると答えています。

