モイは2026年10月29日、運営するライブ配信サービス「ツイキャス」への不正アクセスについて、前日に続く第2報を公表しました。社内調査の結果、個人情報計7件に対して外部からアクセスされた痕跡が確認されたとしています(モイ開示資料)。
同社の説明によると、2026年10月28日10時20分頃に第三者によるシステムへの探索的なアクセス試行が始まり、10時30分頃に社内システムが不正アクセスの痕跡を自動検知しました。10時40分頃からサービスの緊急停止に着手し、10時45分頃に完全停止と詳細調査の開始に至るまでの間に、一部データへのアクセスが行われたことを確認しています。
個人情報への影響範囲
確認された7件の内訳は、クレジットカードの有効期限および暗号化された名義情報が1件、メールアドレスや活動履歴等の情報が6件です。モイはクレジットカード番号やセキュリティコード自体は自社システムで保持していないと説明しており、対象となったユーザーには個別に連絡するとしています。
また、サーバー上のログデータへのアクセスも確認されており、アカウントIDやメールアドレスを含むデータが一部存在するものの、現時点で氏名や住所などの個人情報は含まれていないとしています。対象データの規模については引き続き調査中です。ライブ収益等の収益化機能を利用するユーザーの本人確認書類など重要な個人情報は暗号化して保存しており、現段階で大規模な流出は確認されていないとしています。
二次被害防止と今後の対応
被害拡大を防ぐため、X、グーグル、フェイスブックなど外部SNSとの連携やサービス上の認証情報をすべてリセットする措置を完了しました。これにより現時点で悪用のおそれはないとしています。あわせて、不正アクセスの行為者に関する記録を警察など関係機関に提出するなど、法的対応も進める方針です。
サービス再開については、不正アクセスの原因箇所の特定やセキュリティ面全体の見直しに相応の時間を要するとして、時期を明示せず慎重に判断するとしています。復旧後は配信履歴やレベル情報などのアカウント情報はリセットされず、購入済みポイントも引き続き利用できる見込みです。その他の購入商品への対応は改めて案内するとしています。
当期業績への影響については現在精査中であり、開示すべき事項が生じ次第速やかに知らせるとしています。モイは今後も調査の進展に応じて、TDnetや公式Xアカウントを通じて随時情報を更新する方針です。

