時事通信社は11月5日、編集局映像センター写真部の社員が、2026年2月に沖縄県で行われたプロ野球4球団の春季キャンプ取材中、各球団が所有する練習球を無断で持ち帰り、フリーマーケットサイトで売却していたと発表しました。同社は報道に従事する者として許されない行為だとし、関係球団やファン、関係者に謝罪しました(時事通信社)。
テレビ朝日によると、社員は当時大阪支社に所属していた20代の男性で、球場の外野席付近で練習球を拾い集め、かばんに入れて持ち出しました。6個を1セットとして9セット、計54個を5万円余りで売却しており、関係者から寄せられた情報をきっかけに発覚したと報じています(テレビ朝日)。
共同通信は、対象となったキャンプは阪神、ヤクルト、DeNA、楽天の4球団で、売却額は計5万940円だったと報じました。取材時に報道陣へ支給された帽子もフリマサイトに出品し、売却していたとしています(共同通信)。
同報道によると、社員は「自分の金にしたかった」と説明し、事実関係を認めています。時事通信社は4球団と日本野球機構に事案を報告して謝罪し、社員について就業規則に基づき厳正に対処する方針です。
境克彦社長は、報道に携わる者として決して許されない行為だとした上で、管理監督責任の明確化を含めて厳正に対処すると表明しました。社員への報道倫理と法令順守教育を一層徹底し、再発防止に取り組むとしています。



