幻冬舎とCAMPFIREが共同出資し、クラウドファンディング利用した出版支援プラットフォーム「EXODUS」がスタート

株式会社幻冬舎と株式会社CAMPFIREが出資し設立した株式会社エクソダスがクラウドファンディングを利用した出版を目指すプラットフォーム「EXODUS(エクソダス)」を開始しました。 エクソダスは、持ち込まれた出版アイデアをもとに、CAMPFIREがこれまでに培ってきたク…

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幻冬舎とCAMPFIREが共同出資し、クラウドファンディング利用した出版支援プラットフォーム「EXODUS」がスタート

株式会社幻冬舎と株式会社CAMPFIREが出資し設立した株式会社エクソダスがクラウドファンディングを利用した出版を目指すプラットフォームEXODUS(エクソダス)を開始しました。

株式会社エクスダスを設立した幻冬舎の見城徹氏(写真左)とCAMPFIREの家入一真氏(写真右)

エクソダスは、持ち込まれた出版アイデアをもとに、CAMPFIREがこれまでに培ってきたクラウドファンディングのノウハウと幻冬舎の編集力・宣伝力を合わせ、新しい出版のモデルを構築します。さらに、クラウドファンディングで成功した企画は編集者が執筆まで作家をサポートし書籍化に繋げていきます。

サービス提供の背景

深刻な出版不況が叫ばれる現代、本はなかなか売れず、書店や出版社や取次会社にとっても厳しい現実がやってきています。

「本の情報が的確に届かない」「欲しい本があってもすぐ買えない」という既存の出版業界のシステム全体の問題にたいして、どうしたら、もっと「本」というコンテンツを多くの読者に最適に届けることができるかを考え、エクソダスは「クラウドパブリッシングプログラム」というオープンな出版を目指すプラットフォームを立ち上げました。

一般ユーザーやフリーライターなどの個人事業主、出版社や編集プロダクションなどの出版を営む企業まで、あらゆる人々が利用できる出版プラットフォームを提供します。

今後は、出版に留まらず、映像や音楽といった他メディアとのシナジーも踏まえ、より作品が多くの読者のもとに届くよう、様々なアプローチでバックアップするとしており、クラウドファンディングの活用に加え、書籍出版の利益を支援者や制作に関わる方に還元する 「利益還元型出版」や、仮想通貨におけるトークンを発行する「トークン発行型出版」なども検討していきます。

【株式会社エクソダス 概要】
社名 株式会社エクソダス(英語表記 EXODUS, Inc.)
設立 平成30年3月7日
代表者 見城 徹(幻冬舎)
    家入 一真(CAMPFIRE)
    中島 真(CAMPFIRE)
    設楽 悠介(幻冬舎)
    箕輪 厚介(幻冬舎)
資本金 2000万円

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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