メディア運営のコツはコミュニティを作るためのキュレーション・・・CollaboGate Japan 栗原 宏平 CMOに聞く

「デジタルメディアに挑戦する人々の学びの場」としてMedia Innovation Academyを開設いたしました。7月18日(木)にメディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」をテーマとしたイベントを開催いたします。 登壇者でもあるCollaboGate Japan株式会社 共同創業者/CMOを…

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「デジタルメディアに挑戦する人々の学びの場」としてMedia Innovation Academyを開設いたしました。7月18日(木)にメディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」をテーマとしたイベントを開催いたします。

登壇者でもあるCollaboGate Japan株式会社 共同創業者/CMOを務める栗原 宏平氏にメディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」についてお尋ねしました。

栗原 宏平氏のご経歴は下記の通りです。

神戸生まれ。関西学院大学商学部卒業。大学時代はマーケティングを専攻し、議員秘書やNPOでのイベント運営、事業拡大に関わる。大学卒業後は楽天株式会社に営業として入社。
2015年よりソーシャルメディアデータを活用した新しいグローバルでのビジネスコラボレーション モデルの構築をスタートし、現在はコラボゲートのCMOとしてコラボゲート海外チャプターやプロフェッショナルネットワークの拡大をミッションに各国でのリレー ション、ビジネスネットワーク構築を行う。

―――これまでの経歴と簡単に自己紹介をお願いします

コラボゲートでCMOを勤める栗原と申します。過去には政治家の秘書や教育NPO、5年前には外国人4人と会社を起業するなど様々な分野で関わる機会があり、別々のバックグラウンドを持った人たちがプロジェクトをベースに世界中で繋がり新しい価値を生み出して行く世界感に関心があります。

―――現在、携わられているお仕事について教えてください

現在はブロックチェーンの技術を通じた新しい価値を大企業様中心にコンサルティングやプロジェクト立ち上げを通じてお手伝いしています。世界中からブロックチェーン分野のスペシャリストがプロジェクトベースで企業に関わり、一緒に新しい価値を作って行くお手伝いをしています。

―――なぜその仕事に携わることになったのでしょうか

写真左上がCEOでCO-FOUNDERの三井 正義

今のファウンダーとの出会いがきっかけで、ブロックチェーン分野のリサーチを始めたのがきっかけです。元々プロジェクトベースでの働き方を実現するため海外のいくつかのプロジェクトをサポートしたり、日本からの海外進出を手伝ったりしていたのですが技術が本格的に実装されて行くと、そこで描いている世界観が実現して行くだろうと思っています。

―――その仕事の魅力はなんですか

未来に向けて新しい価値を作っているという実感ですね。技術自体はまだまだ改善の余地がありますが、世界トップクラスの人たちが技術をどのように議論するかを常に行なっていて、その中に入って仕事ができることは非常に魅力的です。先日はユネスコに行ってきてブロックチェーンに関する話を事務局の人たちと行ってきましたが、社会的な価値という意味でもこれから期待できる分野だと思います。

―――メディアが果たすべき役割についてどう思いますか

運営するコミュニティ組織

二つあると思っていて、一つは発信することかと思います。まだまだ仮想通貨に偏った情報が多いのでブロックチェーンの技術に焦点を置いた新しい価値の提供という切り口での情報発信が必要だと思います。もう一つはネットワークです。メディアは人と人を繋ぐ大きな役割を担っていると思うので発信だけでなく、人を繋ぐという役割も今後は必要になってくると思います。

―――メディアのマネタイズ方法についてご意見を聞かせてください

いくつかあると思いますが、一つは広告モデルのアップデートだと思います。広告の個別最適や見たいタイミングで閲覧できるなど、今まで発信中心だった広告がユーザー自らが情報を取りたくなるような設計で作って行くことが必要かと思います。あとは、広告と別のモデルの組み合わせです。Facebookが始めたLibraと呼ばれるプロジェクトはその先駆けになる可能性はあります。

―――メディアの運営のコツについてご意見を聞かせてください

自分はメディアのプロではないですが、情報を早く集めて発信するという情報のキュレーションは今後より価値が上がって行くと思います。ただ、キュレーションを行う際にキュレーションメディアに広告を出してお金を稼ぐのではなく、あくまでコミュニティを作るためにキュレーションを行うというのが自分の中でのコツです。

―――メディアの新規事業についてご意見を聞かせてください

Facebookのプロジェクト「Libra」

メディア領域を出てその他の産業といかに連携できるかが鍵になると思います。先ほど例に出したFacebookのプロジェクトには決済の会社やEC、社会活動を行っている団体など今までビジネス連携が難しかった人たちも参加しています。ビジネスネットワークは徐々に変化してきているので、この動きに追随してほしいと思います。

―――メディアの未来はどうなっていくと思いますか

個人的には明るいと思っています。ただ、業界を明るくして行くためには他業界との連携やコラボレーションは避けられないという状況だとも感じています。メディア単体で未来の話をするよりも、いかにして社会全体により良い価値を提供して行くことができるのかを考えて行く必要があると思います。

―――イベントにいらっしゃる方々へのメッセージをお願いします

今回はブロックチェーンという産業から見たメディアに関してお話しできればと思います。自分はメディアのプロではないですが、この業界から見たグローバル動向は常に追っているのでもし関心のある方がいらっしゃれば是非一緒にビジネスコラボレーションができると嬉しいです!

Media Innovation Academy #1 業界TOPリーダー16名が集結!メディアの「マネタイズ」「運用」「新規事業」研究会

株式会社イードが運営するMedia Innovation が、「デジタルメディアに挑戦する人々の学びの場」としてMedia Innovation Academyを開設いたしました。リアルな交流、協業が生まれることを目的としており、オンライン、オフライン合わせたコミュニティを形成していきます。

今回のイベントは下記16社の方々に5分ほどプレゼンいただき、その後、メディアの「マネタイズ」「新規事業」「運用」をテーマに、座談会を実施いたします。

アドテクノロジー、テレビ・雑誌・新聞のデジタルメディア、メディア業界のオープンイノベーション、メディア担当者が知っておくべきマーケティングのテクノロジー、ブロックチェーンなどの新規ビジネス、メディア起点の横展開、顧客データを活用したメディアビジネス、海外メディアの動向、カテゴリー特化のバーティカルメディア、インフルエンサービジネス、メディアが行うオンラインサロン、メディア業界の再編ファンド、など、盛り沢山の内容でお送りいたします。

■概要
日時 2019年7月18日 (木) 19:00 – 22:00
会場 Speee Lounge:〒106-0032 東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル4階
  (東京メトロ日比谷線、都営大江戸線六本木駅、4a、6番出口から徒歩7分)
主催 株式会社イード/ 株式会社メディアインキュベート

■スケジュール
18:30 開場
19:00 開演、主催者挨拶
19:05 各登壇者からプレゼンテーション(16社)
20:30 パネルディスカッション
21:15 懇親会(軽食とドリンクを用意します)
22:00 終了

チケットはPeatixで販売中です

《浜崎 正己》

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浜崎 正己

浜崎 正己

メディアの立ち上げと運用を支援する(株)メディアインキュベート の代表。1988年千葉県生まれ。Twitter : https://twitter.com/masaki_hamasaki

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