スマートニュースは、広告事業「SmartNews Ads」において、広告主がオンライン上でアカウント開設から広告配信までをワンストップで実行できる新機能「セルフサーブ型広告」の提供を開始すると発表しました。
同社によると、中堅・中小企業(SMB)による広告活用が拡大しており、出稿金額は2024年第1四半期に前年同期比44.7%増加、アカウント数は40.5%増加しています。しかし、限られた人手と予算でマーケティングを行うSMBにとって、デジタル広告の導入や活用には高いハードルがあるのが現状です。
新サービスの主な特長は、アカウント開設から配信設定・予算管理・決済まで全てをオンラインで完結できる点です。広告アカウント開設に伴う書類手続きによって、開始まで時間がかかるということがありません。最低出稿金額なしのCPC課金により少額からの広告掲載が可能で、クレジットカード決済に対応することで資金繰りの負担を抑制します。
配信の開始・停止やクリエイティブ変更を即時に反映でき、柔軟な運用を実現。信頼性の高いニュース記事と同一面に掲載されるため、ブランドセーフティを確保できます。SmartNewsユーザーの約4割はSNSを日常的に利用していないことがわかっており、SNS広告では届きにくい顧客層にもリーチできます。
また、地図上で任意の地点を選択して半径を入力するだけで配信エリアを設定できる「地点半径ターゲティング」機能も利用可能です。実際にそのエリアを訪れた、または生活拠点と推定されるユーザーに広告を届けられるため、特定の商圏で来店促進や営業活動を行いたい地域密着型のSMBに適しています。
同社は今後も、中堅・中小企業をはじめとするすべての広告主のマーケティング課題解決を通じたビジネス成長を支援し、広告プラットフォームの機能強化と新たな広告プロダクトの開発・提供に継続して取り組むとしています。