TikTokが運用型広告の効果を高めるTipsを公開…CTRとCVRがカギ

TikTok For Businessは、2019年12月~2020年3月にTikTokで配信された「パフォーマンス広告(運用型動画広告)」を業界別に分析し、パフォーマンス広告のニーズが高いゲーム業界が配信した約3万件の動画広告の結果を分析、広告効果を高めるクリエイティブTipsを初めて公…

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TikTokが運用型広告の効果を高めるTipsを公開…CTRとCVRがカギ

TikTok For Businessは、2019年12月~2020年3月にTikTokで配信された「パフォーマンス広告(運用型動画広告)」を業界別に分析し、パフォーマンス広告のニーズが高いゲーム業界が配信した約3万件の動画広告の結果を分析、広告効果を高めるクリエイティブTipsを初めて公開しました。

ゲーム業界では、アプリインストールやインストール後のアクションをKPIとするため、多くがoCPC運用となっています。その鍵を握っているのがCTRとCVRで、A)CTRを高めるクリエイティブ、B)CVRを高めるクリエイティブ、この2点の両方を満たすことができるクリエイティブをどう制作するかがポイントです。

CTRを高める方法

CTRを高めるには大きく2つの方法があり、1点目は「ゲームの内容理解を高める」ことです。

伝える内容(システム、キャラ、ストーリー)を1点に絞り込むことでユーザーの理解が深まり、クリックを誘引することができます。内容を1点に絞り込んだ場合と複数訴求した場合との比較では、平均CTRに差が生まれています。

2点目は「クリック誘引要素を付加する」こと。見せ方を変えることで新しさを演出できるタップ遊びを広告に入れると、CTRは飛躍的に上がります。実際のパズルゲームでは、タップ遊びがない場合のCTRが0.78%に対し、タップ遊びがある場合は1.5%という結果となりました。

CVRを高めるには?

CVRを高めるには大きく2つの方法があります。1点目は「ニュース性を付加する」ことです。

コラボ、ガチャ、イベントなどで特定層の人気要素を付加することが効果を発揮します。実際のパズルゲームでは、コラボがない場合のCVRが10.6%に対し、コラボがある場合は27.9%と2倍以上となっています。

次いで重要なのが「没入感を高める」こと。縦型広告は没入感を高めるため、CVRを大きく上げる要素となります。

スクエアと横型のCVRはどちらも7%台ですが、縦型は9.77%と高くなり、さらに縦型はCTRや完全視聴率などその他の指標も上がる傾向にあります。

《編集部》

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