仏パリに本拠を置く国境なき記者団(RSF)は、世界の報道の自由度に関する調査結果を毎年発表しており、180の国と地域について、2021年の報告書を発表しました。日本は前年から順位を一つ下げて67位という結果になっています。
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北欧諸国が上位を占める
今回発表された報道の自由度は、スコアによって以下の5つに分類されています。
・白:良い
・黄:どちらかといえば良い
・オレンジ:問題がある
・赤:悪い
・黒:非常に悪い
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1位は5年連続でノルウェーで、2位はフィンランド、3位はスウェーデン、4位はデンマークと、北欧諸国が4位までを占めています。日本は前年から順位を一つ下げて67位で、「問題がある」に分類され、G7のなかでは最下位でした。また、中国は前年と同じ177位で、「非常に悪い」に分類されます。
日本メディアにおける慣習と経済的利益の影響
同報告書では日本の結果について、以下のように指摘されています。