全米で250以上のテレビ局を保有する企業が誕生、NexstarがTegnaを買収

・NexstarがTegnaを62億ドルで買収し、全米80%の世帯にリーチする巨大局グループに成長
・FCCの規制免除と政治的背景により、競争や透明性に懸念も浮上
・規模拡大により再送信交渉力強化と投資促進が期待される一方、 industryの将来性は不透明

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全米で250以上のテレビ局を保有する企業が誕生、NexstarがTegnaを買収
全米で250以上のテレビ局を保有する企業が誕生、NexstarがTegnaを買収

米国のローカルテレビ局最大手であるNexstar Media Groupが、同業のTegnaを62億ドルで買収し、3月19日に手続きを完了したということです。この取引は、米連邦通信委員会(FCC)と司法省(DOJ)の承認を経て成立しましたが、直前に8州の司法長官が連邦裁判所に差し止め訴訟を提起するなど、異例の混乱が伴いました。

買収完了によって誕生した新生Nexstarは、44州とワシントンDCに265局以上のテレビ局を保有する巨大グループとなり、米国の全世帯の約80%にリーチすると見られます。ローカルTV業界の地図が大きく塗り変わる今回の再編は、広告・配信ビジネスの力学にも少なからぬ影響を与えそうです。

FCCが39%上限を異例免除


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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