現地時間11日、米フェイスブックは、ユーザープライバシーを保護しつつ、デジタル広告の効果測定やターゲティングを行うことができる新技術群 PETs(Privacy-Enhancing Technologies:プライバシー向上技術)を発表しました。
デジタル広告に関するユーザープライバシー保護の意識は世界的に高まっています。アップルは、広告ターゲティング用端末識別子(IDFA)の収集にユーザーの同意を必須とする「ATT(App Tracking Transparency)」を展開しました。グーグルは、Chromeブラウザにおけるサードパーティクッキーのサポートを2023年後半に終了すると発表しています。また、各パブリッシャーやマーケターも、ファーストパーティデータの活用など、自らインサイトを獲得する手段を模索しています。