noteが目指す「AI時代のコンテンツ流通ハブ」、LLMでレコメンド刷新しPV2.6倍に

・noteはLLMを活用したレコメンド刷新で閲覧数を2.6倍に伸ばし成功している
・広告なしの有料モデルでクリエイターに対価を還元し、流通金額も増加している
・AI時代のコンテンツ流通を支える仕組み作りや国家プロジェクトに積極的に取り組んでいる

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noteが目指す「AI時代のコンテンツ流通ハブ」、LLMでレコメンド刷新しPV2.6倍に
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MAU8600万人、累計会員登録者数1000万人超、年間流通金額213億円。クリエイタープラットフォーム「note」を率いる加藤貞顕CEOが、AI時代におけるクリエイターの未来とnoteの戦略について語りました。LLMを活用したレコメンドエンジンの刷新で記事PVが2.6倍に伸びた成果や、経済産業省のGENIACプロジェクトに採択されたRAG型データベース構想など、noteが仕掛ける次の一手が披露されました。

記事の最後にはセッションのアーカイブ動画もあります。

note代表取締役CEOの加藤貞顕氏

広告なしの課金モデルで213億円が流通

加藤氏は元編集者で、アスキーとダイヤモンド社で「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」や「ゼロ」などのベストセラーを手がけた経歴を持ちます。インターネット上でクリエイターが活動するための良い仕組みがないという課題感から、2014年にnoteをリリースしたということです。

noteのミッションは「誰もが創作を始めて続けられるようにする」です。加藤氏はこのミッションの構造を、クリエイション、ディストリビューション、ファイナンスの3つで説明しました。出版やテレビなどインターネット以前のメディアではこの3つが連動して強固なビジネスモデルを形成していたのが、インターネットの普及で崩れたとの認識です。特に広告中心のモデルでは収益性が高くなく、クリエイターに十分な対価が還元されないという問題があったと述べていました。

クリエイション、ディストリビューション、ファイナンスの3機能を備え、クリエイターエコノミーを促進する

noteは創業当初から広告を一切つけず、有料記事が売れた際の手数料を主な収益源としています。月に約300万件のコンテンツが投稿され、そのうち2割が有料記事です。2025年の年間流通金額は213億円に達し、トップ1000クリエイターの平均年間売上は1500万円。「結構食べられるぐらいの金額になってきている」と加藤氏は語っていました。

法人利用も拡大しており、プロモーションやブランディング、採用活動での活用が増えています。さらに教育機関や省庁、自治体といった公的機関の利用も増加しているとの事で、広告がない事と炎上が少ない事が選ばれる要因になっているようです。

子会社Tales & Co.でコンテンツ制作に踏み出す


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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