LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が、LINEのデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」内の「NFTマーケットβ」において、IPホルダーやクリエイターが発行したNFTアイテムにコンテンツ料を設定することが可能になったと発表しました。
LVCは、2020年8月に「LINE Blockchain」基盤のデジタルアセットを管理する「LINE BITMAX Wallet」をローンチし、今年6月30日より同ウォレット内でNTFアイテムが取引できる「NFTマーケットβ」の提供を開始。LVCが本サービスに提供するNFTアイテムのみ出品・購入可能とし、利用する際の手数料であるコンテンツ料は無料としていました。
今回、IPホルダーやクリエイターが発行するNFTアイテムに手数料となるコンテンツ料を設定することが可能に。これにより、IPホルダーやクリエイターは、発行したNFTが「NFTマーケットβ」においてユーザー間で売買される度に、永続的に収益の一部を受けることができるようになるとのことです。
また、NFTマーケットの出品アイテムをサービスごとにまとめて見ることができる機能も追加されます。
「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能であり、ユーザーは秘密鍵の管理なしにブロックチェーンサービスを利用することができます。決済手段は暗号資産「LINK」となります。