LINE、新サービス「ビジネスマネージャー」の提供を開始・・・LINEが持つデータと広告主が持つ自社データを統合し広告配信に活用

LINE株式会社は、27日、LINE内外のサービスを横断した広告配信や分析を目的として、データを広告主単位で統合して管理できるサービス「ビジネスマネージャー」の提供を開始しました。 サードパーティーCookieの規制などにより、企業のマーケティング活動に際しては従来…

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LINE株式会社は、27日、LINE内外のサービスを横断した広告配信や分析を目的として、データを広告主単位で統合して管理できるサービス「ビジネスマネージャー」の提供を開始しました。

サードパーティーCookieの規制などにより、企業のマーケティング活動に際しては従来以上にデータの透明性の担保や説明責任が求められています。LINEでは2019年12月よりデータの相互利用による広告配信の最適化・効果最大化を追求するため「クロスターゲティング」の提供を行っていましたが、すべてのサービスを横断した広告配信や分析が難しいという課題が生じていました。

これを受けLINEは、マーケティング活動に必要なデータを1つのIDに統合することで、LINE内外のデータを横断的にマーケティング活動に生かすことを可能にするソリューション「LINE DATA SOLUTION」を今年7月に公開。このソリューションではLINEのユーザーIDに紐づくデータ収集、データの統合・連携、分析・レポート、オーディエンス活用までを1つのソリューションとして体系化し、広告配信や分析を一気通貫で利用可能としており、このデータ統合基盤として、今回の「ビジネスマネージャー」の提供を開始しています。

「ビジネスマネージャー」は、 LINEの法人サービスを通じてLINE社がユーザーの許諾を得て取得したデータと、広告主が持つ自社データを統合して管理できるサービスです。「LINE DATA SOLUTION」および「ビジネスマネージャー」の利用により、複数の広告サービスのアカウントのデータを、LINE公式アカウントやLINE広告での配信に利用することが可能になります。将来的には、Zホールディングス傘下のグループ企業が提供するデータについても連携・統合を検討しているとのことです。

今後はLINEのサービスだけではなく、Zホールディングスグループの各サービスとの連携も検討。2022年以降には、Yahoo! JAPANのサービスとの接続やグローバルでのリリースを計画しているとのことです。また、複数のサービスのデータをかけ合わせて分析可能なソリューションや、複数のサービスのタッチポイントを横断して自動最適化配信を行うソリューションの開発を視野に入れています。

《t-katamoto》

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