ニールセン デジタル株式会社が、ニールセンデジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のMonthly Totalレポートに基づき、女性誌カテゴリのデジタルメディアでの視聴状況を発表しました。
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視聴者数が最も多かったのは小学館のOggi.jpとマガジンハウスのananwebの約95万人

2021年9月のMonthly Totalレポートによると、女性誌カテゴリにおいて、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も視聴者数(18歳以上)が多かったのは、小学館のOggi.jpとマガジンハウスのananwebの約95万人でした。その一方で、利用者数では3位であった光文社のVERY webが月平均6回利用され、GRPでは5%と、カテゴリ全体で最も高いことがわかりました。
トータルデジタル視聴者数Top5の性年代別GRP%は女性35~49歳が最高の48%

女性誌における視聴者数Top 5媒体を合計したターゲットGRP(TARP)を性年代別に見たところ、女性35~49歳で最も高く48%となっていました。次いで女性18~34歳で23%となっていました。
平均利用回数最多は光文社のVERY webとCLASSY.の7回

TARPが最も高かった女性35~49歳の利用状況を媒体別に見たところ、リーチでは上位4サービスがほぼ同程度でした。その一方で、平均利用回数については、光文社のVERY webとCLASSY.が最も頻繁に利用されていることがわかりました。
昨今、クッキーレスが進む中、従来のデジタル識別子を用いたターゲティングができなくなっています。そのため、本レポートでは、効率的にターゲット層にメッセージを届けるため、第三者機関が提供し、各媒体を横並びで比較できるメディアデータを利用して、ターゲット層がどの媒体をどのように視聴しているのかを把握することがメディアプランニングをする上で重要だと分析しています。