金融や経済を中心としたメディアを展開する、ブルームバーグメディア(Bloomberg)が好調のようです。2021年に総売上は48%増加し、広告も66%増加、デジタルサブスクリプションは収益が58%増加し、会員数は25万人から37万人まで拡大したと発表。同社のサブスクへの転換は遅れましたが、挽回の背景には何があるのでしょうか?
一昨年の大統領選挙にも出馬した、マイケル・ブルームバーグ氏が1981年に創業した同社は、金融機関向けの情報提供で急成長し、後にメディアにも参入しました。現在は「Bloomberg」を関した様々なメディアや、「Bloomberg Businessweek」(マグロウヒルから買収した雑誌)、短尺ビデオでニュースを伝える「Quicktake」、地域メディアの「CityLab」(2020年に買収)などのラインナップを揃えます。グローバルリーチは1億人とされています。