電通ジャパンネットワーク※が、顧客企業・団体のカーボンニュートラル社会に向けた取り組みを支援する「dentsu carbon neutral solutions」の提供を開始すると発表しました。
本ソリューションは、同社においてサステナビリティに関するプロジェクトを推進する「サステナビリティ推進オフィス」と、株式会社電通の「電通Team SDGs」がグループ横断でのカーボンニュートラルに関するソリューションを統合し、コンサルテーション/エグゼキューション/コミュニケーションといった様々な領域において支援するものです。
※電通ジャパンネットワーク(DJN)は、株式会社電通グループの社内カンパニーであると同時に、国内電通グループ約160社で構成されるネットワークそのものを指します。
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電通ジャパンネットワークによると、世界各国で「カーボンニュートラル」への関心が高まる中、日本でも2050年までにカーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指すことが宣言され、企業・団体による取り組みが進展しているといいます。
電通グループは経営方針として「B2B2S(Business to Business to Society)」を提唱しており、カーボンニュートラルに関する領域においても、顧客企業・団体の同領域の事業課題を解決すると同時に、その先にある生活者の行動変容や社会全体のカーボンニュートラルに貢献することで、これを体現していくとしています。
電通ジャパンネットワークは、カーボンニュートラルを社会全体で推進していくためには「革新的なイノベーションの促進」と「脱炭素ライフスタイルへの転換」が両輪として必要と判断。さらに電通グループの強みである「意識や行動変容を導くためのコミュニケーション」を軸として、企業・団体の脱炭素化や社会全体のカーボンニュートラルの推進を支援していくとのことです。
「dentsu carbon neutral solutions」 では、生活者がカーボンニュートラルをどのように捉え、業界や企業に何を求めているかを分析した「カーボンニュートラル生活者調査」等を活用したカーボンニュートラルに関する戦略コンサルティングサービス、一気通貫でカーボンニュートラル実現を支援し、プロセス遂行力を最大化する「グリーンイノベーションコンパス」の提供、サステナビリティ経営の実現を支援するCO2排出量管理のためのクラウドソリューションの導入支援など、さまざまなサービス事例を想定。広告やマーケティングを超えたより広い領域から顧客企業・団体をサポートしていくとのことです。