報道ベンチャーのJX通信社は、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合とSBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合を割当先とする第三者割当増資を実施し、約5億円を調達しました。
同社の累計調達額は、今回の約5億円と合わせて計約14億円になります。また、第三者割当増資に伴い、同社の社外取締役にグローバル・ブレインの百合本安彦代表取締役社長が就任しました。
今回の調達資金をもとに同社は、リスク情報SaaS「FASTALERT(ファストアラート)」を軸としたサービスのさらなる成長と「記者のいない通信社」としての新しい報道プラットフォームの確立を目指します。
■リスク情報SaaS「FASTALERT」
SNSから災害、事故、事件などのリスク情報を収集し、配信するSaaSです。2016年9月のリリース後7ヶ月で全ての民法キー局とNHKで採用され、各局ニュース番組の「視聴者提供」動画定着の原動力になりました。現在は、全国の大半のテレビ局での採用、新聞社や警察、消防、自治体、一般企業などでも採用されています。
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■グローバル・ブレイン 百合本安彦代表取締役社長のコメント
「FASTALERT」は、企業活動における速報の重要性を上手く捉えたサービスです。後発のサービスながら、利用企業を確実に伸ばし、また報道機関だけでなく他業種への導入も進んでいる「FASTALERT」を非常に評価しており、今後も全力で支援していきたいと考えています。
■JX通信社 会社概要
- 資本金:6億853万5000円
- 主要サービス:リスク情報SaaS「FASTALERT」、ニュース速報アプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」、自動電話世論調査サービス「JX通信社 情勢調査」