米国の調査会社eMarketerは2020年の世界の広告支出の見通しを下方修正し、従来予測から約200億ドル少ない、6917億ドルになると明らかにしました。前年からの伸び率も従来の7.4%から7.0%としました。
主な要因は新型コロナウイルス(Covid-19)の大きな影響を受けた中国で、従来は1211億ドルとしていましたが、1137億ドルと下方修正。中国ではECやコンテンツなどデジタル関連は好調と言われますが、デジタル広告支出も前回の15%の伸びから13%の伸びへと修正されています。中国は米国に次ぐ第二の広告市場規模を誇っています。