エンジニア関連事業や、メディア事業を手掛ける、株式会社Branding Engineerが東証マザーズに上場することが承認されました。上場日は7月7日。想定発行価格440円から試算した上場時時価総額は22.5億。公募により約1億円を調達する予定で、本社移転、広告宣伝、エンジニア採用に充当するとしています。(一の部)
同社は2013年に設立され、SES事業や人材派遣を行う「Midworks事業」、エンジニアやビジネスパーソン向けの「メディア事業」が主軸。ほか、受託開発やコンサルティングの「FCS事業」、転職支援サービスやプログラミング事業なども手掛けています。
2019年8月期の通期は、売上高28億1976万円、営業利益1億4345万円、経常利益1億4324万円、純利益1億0982万円でした。また、進行期の第2四半期まで(9月1日~2月29日)の業績は、売上高15億2123万円、営業利益8245万円、経常利益8198万円、純利益5452万円となっています。前期比で売上の53%、営業利益の57%という進捗です。
また、セグメント別では「Midworks事業」が売上高11億4871万円、営業利益8860万円と規模が大きくなっていますが、「メディア事業」も売上高1億5099万円に対して営業利益7778万円と非常に利益率の高いセグメントとなっています。(いずれも全社共通費を配賦前のセグメント利益と見られます)
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メディア事業では、エンジニア向け「Mayonez」、ビジネスパーソン向け「Tap-biz」、恋愛の「Uranaru」「Cutee」、クルマやドライブの「Carby」、ペットの「あにまろーる」、商品比較・ランキングサイト「モノザウルス」、掃除洗濯・育児などの「家事っこ」、葬儀やお墓・仏壇の「終活手帳」などを展開しているようです。規模的には「Mayonez」「Tap-biz」が大きそうです。
こられのメディアでのアドネットワーク収入のほか、「SAKAKU」というメディアの運営受託、記事制作、SEOコンサルティングサービスを提供していて事業の柱となっているようです。ちなみに、CMSは自社開発を用いているようです。
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代表取締役の河端保志氏と髙原克弥氏がそれぞれ37%の株式を保有しているほか、外部株主はイーストベンチャーズ、マイナビ、Orchestra Investment、クルーズ、インターワークス、ベクトル、セガサミーHDなど。