コネクティッドTV向けの広告配信の米MNTNが上場、株価高騰でアドテクに追い風?

・アメリカの広告企業MNTNが上場し、株価が約65%上昇した
・コネクティッドTV向けにデータを活用した広告配信を実現
・中堅企業が利用しやすい柔軟なプラットフォームを提供している

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コネクティッドTV向けの広告配信の米MNTNが上場、株価高騰でアドテクに追い風?

コネクテッドTV(CTV)向けパフォーマンス型広告プラットフォームを手掛けるMNTN(マウンテン)が5月22日、ニューヨーク証券取引所に上場しました。公募価格は1株16ドルで1,170万株を発行し、調達額は1億8,720万ドル(約290億円)。株価は初値21ドル、終値26.36ドルと初日に65%上昇し、鮮烈なデビューを飾っています。

株価急伸を受けて時価総額は約16億ドルに到達。ロイターは「IPO市場回復を示す象徴的事例」と報じ、投資家のセンチメント改善を印象づけました。その後も買いは続き、上場5日目には約20億ドル目前まで評価額が拡大しています。

CTVを成果報酬型へ転換する「Performance TV」


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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