Momentum株式会社(以下、モメンタム)と、TMI総合法律事務所が設立したTMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社(以下、TMI P&S)はブランドセーフティ領域における協業を開始します。
目次
協業の背景・取り組み
インターネットの発展に伴い、著作権侵害サイトや企業コンプライアンス観点で望ましくないサイトが増えており、企業の保有するコンテンツやブランドは日々リスクにさらされています。
そこでモメンタムとTMI P&Sは協業により、アドベリフィケーション領域で培った経験と弁護士が有する法的知見を融合させたワンストップのブランドセーフティマネジメントサービスを提供することになりました。
また、このパートナーシップはコンテンツホルダーの著作物およびそのデジタル広告が著作権侵害サイトへ掲載されていることを検知し、著作権侵害行為の差止請求や違法コンテンツ配信事業社の排除を実現することを目的としています。
それからモメンタムが有するブランド毀損リスクのあるURLに関するデータベースを活用して、広告主における違法またはわいせつ、バイオレンス、消費者に不快感を与えるなどの不適切メディアへの掲載基準の策定支援。
さらに、違法または不適切メディアへの掲載停止措置の支援を行い、広告主のブランドを維持してデジタル広告業界の適正化を図っていくとのことです。
今後の予定
今後はインフルエンサーマーケティングにおけるコンプライアンス観点でのブランドセーフティの強化に関するサービスの共同開発を予定しています。
インフルエンサーマーケティングでは、SNSなど個人が自由に発信できるプラットフォームを持つことでクリエイティブがダイレクトに発信される特徴があります。
そのため、各プラットフォームが設定する基準のみの依拠することなく広告主自身がプラットフォームの特性を踏まてインフルエンサー個人に着目したバックグラウンドチェックを行い、ブランドセーフティーを図る必要があります。
過去にインフルエンサーが、投資詐欺を助長するコンテンツを配信したり情報商材の販売をしたり、広告主のブランド棄損につながりかねない行為もありました
そこでモメンタムが有する言語解析技術とTMIP&Sのコンプライアンスの知見を融合することにより、YouTubeのチャンネルのブランドセーフ観点でのチェック強化やコンプライアンス観点でのバックグラウンドチェックに関するサービスを提供し、広告主のブランド棄損リスクを防止します。