IT事業投資会社のFUNDiTは、共同通信デジタルとの合弁会社「AdNexa Innovations(アドネクサ・イノベーションズ)」を6月16日付で設立したと発表しました。新会社の代表取締役には、山田高寛氏が就任します。
AdNexa Innovationsは、新聞社をはじめとする信頼性の高いパブリッシャーに向けた各種ソリューションを提供する会社となります。ブランドセーフティーな広告クリエイティブ、Google認定パートナーであるFUNDiTの担当者による広告運用内容のコンサルティングや改善、ブランド価値を高める多様な純広告メニューの開発などの提供を予定しています。

FUNDiTは「IT領域での事業投資と経営の最適化から、ステークホルダーと日本の未来に貢献する」というミッションのもと、IT事業の共創型M&Aとロールアップを手掛ける事業投資会社です。2021年に設立され、Webメディアやデジタルマーケティング等の領域を中心に国内外100件以上の事業承継やM&Aを実施しました。各事業の運営改善に取り組み、事業規模を拡大しています。
2024年には、共同通信デジタルを含む複数の企業を引受先として、第三者割当増資による資金調達を実施。今回、国内の新聞社に強いネットワークを持つ共同通信デジタルと、M&Aを行ったWebメディア事業の運営やその広告運用改善に実績を持つFUNDiTがタッグを組み、合弁会社「AdNexa Innovations」を設立しました。
AdNexa Innovationsは、FUNDiTのグループ企業や今後の参画企業と連携した新サービスの開発も視野に入れて、シナジー形成に取り組んでいくとしており、収益多様化への貢献が期待されます。